緋竜 | 年頃16、7の緋色の目をした身元不明の無口な娘。 ある日蜀に拾われて黄忠に気に入られ養女となり 戦場に出ない変わりに平和な日常をかき回す台風の目になる。 性格は温和でおとなしく精神年齢が幼児並みしかないが いくつか不思議な力を持っている。 |
朱羅 | 名は馬彩桂、字は朱羅(ばさいけい、しゅら)。 馬騰の長女にして馬超の尊敬すべき三国最強の女武将。 ずばぬけた武力と敵味方問わずやたら広大な人望を持つが その名声とは裏腹に性格が少々ズレている。 おもに関羽、夏候惇、徐晃らと仲が良い。趙雲、張遼とも交流はあるものの最後まで同じ旗につくことはなかった。 |
遠星 | 知的な外見と驚異的な武力を持つ、とある国の君主兼皇帝。 性格は温厚だが敵に回すとかなりに陰湿極まりない恐ろしい青年。 私的設定として志悠の血縁。 外見は白、パーツは上から順に左から2,3,3,2となってます。 |
志悠 | 名は志悠、字は零(しゆう、れい)。 魏の内政を一手に預かる、司馬懿と対を成す実力者。 戦を嫌い軍事には一切かかわりたがらないが、ふりかかる火の粉は 全力で払いのける強い意志も持つ。性格は落ち着いていて女性らしく弱者や民にはやさしいが、その反面かなり冷酷な面も存在する。 |
劉備 | ある日突然緋竜を拾ってきた人徳の君主にして蜀最大の天然王。 にこやかに事態を荒立てるのが関羽の悩みの種になっている。 緋竜は一番えらい人と認識しているが、何がえらいのかは理解していない。 |
関羽 | 一番無難な性格なため、多々苦労している字の先生。 騒がしい面々から緋竜を常識という壁で守り、義兄や義弟をなだめるが 緋竜にはそれが仕事だと思われている。 |
張飛 | ちょっと乱暴だが頼りになる兄貴分。だが緋竜に関しての乱暴なあつかいで しょっちゅう馬超と子供のようなケンカをしては関羽、もしくは趙雲に止められる。馬超とは似たもの同士だがそりが合わず、甘寧とは酒飲みケンカ友達。 |
諸葛亮 | 何かを気付いて黙っているような蜀の影の君主さん。 娘一人に振り回される弟子をあたたかく見守るが見守るだけ。 緋竜には月英と一緒に蜀全体の母親だと思われている。 |
馬超 | 隠しているが隠せていない、最も緋竜に思いをよせる純情青年。 まっすぐで熱血漢だが空回りも多く、友人趙雲が防波堤がわりになっている。緋竜になつかれた呂蒙をとてもわかりやすく敵視する。 |
趙雲 | 一見さわやかな若手将軍。歳の近い馬超の友人で普段の仲はよいが 必要とあらば蹴りを入れ,、物をも投げる強引な所もある。 志悠編でも登場し性格はやや一途。 |
黄忠 | 緋竜の突発的養父。父らしく過保護にせず何事も経験だと放任主義。 緋竜をもった事でますます若返ってしまった元気な最年長。 おかげで緋竜はお爺さんというものの存在を知らないらしい。 |
姜維 | 名をつけた事で母親代わりにされてしまった蜀最年少の軍師候補。 母ではないと言いながらもかいがいしく世話を焼き、最年長ともいいコンビ。黄忠とは対照的にちょっと老け込んだ、緋竜の嵐に最も巻き込まれやすい人。 |
魏延 | 気配だけで会話を成立させているらしい緋竜の無言仲間。 見た目は怖いが丞相との関係で暇も多く、緋竜の主な遊び相手。 この人が緋竜に何を思うのかは誰にもわからない。 |
ホウ統 | いろんな事を知っている便利なおじちゃん。 職務の間にお茶を一緒に飲んだり一緒にさぼってみたり、兵法まじりの遊びをしてみたり、と変な知恵をつけないかとひそかに姜維に心配されている。 |
月英 | 黄忠や姜維が困った時の最終的な相談相手。 優しくも厳しいがとても頼りになる、本当の意味での母親代わり。 緋竜にとってはちょっと怖いみんなの先生。 |
曹操 | 野望と野心のお殿様。なんのかんのでクセの強い人材を取りまとめる実力者。しかし部下に尊敬されているかどうかは少し妖しい所もあったりする。 志悠に手を出そうとして身も凍る思いをした人第1号。 |
夏候惇 | ほとんど他人のような志悠の血縁で通称「惇おじさま」。 複雑な思いを抱きながら無愛想をよそおいつつ、最も志悠を心配する常識人。曹操にため口を使うものの、いつもやりくるめられてるダメな人。 |
夏候淵 | 通称「淵おじさま」。突然やって来た志悠に真っ先になじんだ気さくなお人。なぜか性格正反対の司馬懿と仲がよい・・・らしく、志悠と作る険悪な空間に平気で入っていける唯一の人。 |
司馬懿 | 内政と軍事の事で志悠と真っ向から対立している国内最大のライバル。 志悠を雌狐と忌み嫌うが、同時に「狐の衣を借る虎」と称し本心から 敵対する事を避けている。プライベートでの仲は碁をうつ程度に普通らしいが・・? |
甄姫 | お茶の時間のおしゃべり友達。女性同士仲もよく、お互いよい相談相手だが 時々女らしくと言ってはきわどい服を進めてくるのが志悠の悩みの種。 志悠はもう少しつつましく、甄姫はもっと女の美しさをと思っている。 |
徐晃 | 志悠に思いをよせつつも、持ち前の不器用さをもてあまし 一歩引いた所に身を置く堅物男。時々力仕事を買って出たりもするが 今のところ志悠との関係はよい友人止まり。 |
張遼 | 志悠の友人、もしくは悪友。悪い人間ではないが時々冗談とも本気ともとれない所があるのが志悠の悩みの種。普段は徐晃の相談相手などをこなし 張コウのブレーキも勤める有能な人。 |
典韋 | 仕事上許チョとペアでいる事が多い曹操の忠実な護衛。宛城で窮地を救われ志悠の別の顔を知ってからあねさんと呼び尊敬するようになる。 志悠の武の実力を知るのは曹仁とこの人だけ。 |
許チョ | 未分職業共に違うが志悠とは結構な仲良しさん。 怒ると怖い、甘党、お菓子マニア、食べる量が同じ(!)など共通点も多く なにより色気より食い気先行なのが最も仲のよい理由らしい。 |
張コウ | ○塚風マイウェイ暴走超特急。志悠の内面にほれこみ時と場合を気にせず 気のすむまでアプローチしまくる。悪人ではない、ぶっても蹴ってもめげない人の話を聞いていないという志悠最大の迷惑人物。 |
曹仁 | 考え方が志悠に最も近い静かなる武人。志悠にとっては一番普通の人。 志悠が仕官する前からの知り合いで、曹操も夏候惇も知らない 志悠の身の上を知る唯一の人物。 |
孫堅 | 一見して威厳と風格ただよう君主だが、根は長男とおんなじ大雑把。 多少の事も笑って済ます、劉備同様おおらか極まりない人。(別名天然) 緋竜にはここから下全員の父親だと思われている。 |
孫策 | 緋竜の起こす騒動を2倍3倍にふくれあがらせる、その名の通りの風雲児。 なぜか緋竜の言いたい事がわかるらしく、会話はとても一方通行。 はたから見ると携帯電話中のにしか見えないが、本人は気にしてない。 |
孫権 | 緋竜と出会った事により、カタギからどんちゃん王国に引きずり込まれた 不運の次男。今までにないタイプの緋竜にひかれるが、その事で周泰を 苦労のどん底に落とした事に気付けないでいる恋は盲目の典型的な困ったさん。 |
呂蒙 | 呉内では緋竜に最も好かれている無骨なお侍さん。 緋竜に対する気持ちは微妙だが、今は敵を作らない事で手一杯らしい。 周泰、太史慈、孫権などの苦労人の相談を一手に受け持つえらい人。 |
太史慈 | 仕事真面目で嘘が苦手なお兄さん。孫権と同じく緋竜に思いを寄せるが 能天気な後継ぎに振り回され苦労が絶えない。しかし上司にからかわれつつも 緋竜が心の癒しになっている。黄忠とは師匠と弟子に近い関係。 |
小喬 | 自称ひりゅうちゃんの大親友。自分より年上に見える緋竜を連れまわし 色々と騒動を起こす孫策と並ぶ起爆剤。呉では緋竜と一番の仲良しで 二人して戦乱ににつかわしくない黄色い空気をふりまく元気な軍師夫人。 |
周泰 | 無口、無愛想、無表情、と何か魏延に似ている背高ノッポの護衛さん。 初対面で何を見たのか、無害なはずの緋竜が苦手。 奥手の主と緋竜の関係に黙って頭を痛めている目立たない苦労人。 |
甘寧 | 張飛と仲のよい不良兄ちゃん。悪影響が出ると黄忠には危険視されているが 当の本人、緋竜に関しては犬猫と同じにしか見ていない。 文句をいいながらもなぜか呂蒙と陸遜には頭が上がらない。 |
陸遜 | 見た目緋竜と同じ歳に見える周瑜と呂蒙の後継者。 優しそうな外見とは違い、やる事は結構きつく若いのに裏表が激しい。 呂蒙をしたっている同士、緋竜ともそれなりに仲良し。 |
黄蓋 | 戦場では爆弾魔。ただし普段は歳のせいか黄忠とは気が合う豪気な人。 自分からもめ事は起こさないが止める事もない、いわゆる野次馬オヤジ。 緋竜には性格が父と似ているためか、見た目はゴツイがなつかれている。 |
大喬 | 孫策と小喬の二人を同時に止める事ができる脅威のご夫人。 元気に緋竜と遊ぶ小喬とは対照的に、お姉さんらしくしっかり者で女らしいが 実の所この人が呉内最強という噂もあったりなかったり・・・。 |
周瑜 | 仕事の邪魔はされなくなったが、内心妻を取られておもしろくない大都督。 サボり魔孫策に手を焼いていたが、すべり止めの孫権にまで置いて行かれ始め 最近カルシウム不足で孫策とは顔を合わすたびに説教乱舞が炸裂する。 |
孫尚香 | 小喬と大喬、孫策と孫権の中間に立つしっかり者のお姫様。 孫策と孫権の性格を半分づつにした性格で、時に大胆、時に堅実で 天然気味の父を影ながらささえている。のんびりした劉備となぜか仲がよい。 |