人修羅と悪魔達

ミカエル	ダンテのぞく仲魔達のリーダー的存在の大天使。性格は真面目で厳格だが、ジュンヤにはちょっと甘く外見と性格がマッチしてかジュンヤの父親的存在にいる。色々と博識だが時々知識の出所が相当怪しい発言を素でしたりするいい意味でも悪い意味でもピュアなおやっさん。愛称はミカ。顔に出ないがジュンヤの教育上、某デビルハンターが嫌い。
トール	この中では最も新参者になる、元力押し集団の№２。ナリはかなりでかいが自分を打ち負かしたジュンヤを敬愛する巨大な鬼神。真面目な性格でミカエルとは気が合うが、ダンテとはよく衝突してはジュンヤに怒られ一瞬へこむ。しかし立ち直り速度はけっこう速い。しかし仲魔になりたてのころ、マントのめくれた後ろ姿をジュンヤに力一杯嫌われたのがちょっとしたトラウマになったとかなんとか・・・。
サマエル	比較的良識のある、赤い羽を持つ蛇の邪神。元静寂の組織№２だったためか何に関しても態度がドライ。だが基本的に性格は紳士で誰にでも中立の立場を取るが物理反射でそれとなくダンテに悪さをしてジュンヤを喜ばせるお茶目な面も。毒ありし光輝の者という記載通り、正しいスジで毒も吐ける。
フトミミ	元擬人のリーダー的存在で、死して後ジュンヤの手により鬼神に転生した心穏やかなジュンヤのよき相談相手。おもに補助魔法担当だが煌天の会心所持のため煌天時は戦闘力が倍増し、同じスキルをもつ魔獣とハンターをハントする者として影でささやかれたりしなかったり。ダンテと同じくジュンヤにさん付けで呼ばれるが、こちらは敬語も使われる。
マザーハーロット	七つ頭の赤い魔物に乗り、雷撃と魅了効果をまきちらす女帝魔人。女性型悪魔なのだが顔の部分に肉がないため美人かどうかは不明。魔人にしては気まぐれで楽天的だが、物理攻撃を反射し電撃も吸収するためダンテが挑発しようとしない悪魔として一目置かれる存在にある。ちなみにジュンヤを主ではなく面白いおもちゃとして見ている節もあるがジュンヤ自身あまり気にしていない。愛称ハーロット。
ブラックライダー	このメンバー内で最も古くからいる黒衣黒馬の魔人騎士。あまり多くを語らないが、少ない言動と地味な行動はいつも的確。ソウルバランスであらゆる者の命を半減させ、仲魔内のケンカの仲裁と気ままなハーロットのブレーキもつとめる縁の下の力持ち。仲魔歴はこの中では最も長く、ジュンヤを長く静かに見守ってきた存在。しかし地味な性格を裏切る大胆な行為をする事もあるとか。愛称ブラック。
フレスベルグ	無邪気な心と純粋な残忍さを合わせ持つ最高位の氷の妖獣。ジュンヤに一番オープンななつき方をしていてプライドの高いケルベロスにライバル視されているのだが気付く気配のまったくないのんきな鳥。あまり物怖じしないのでダンテの髪をむしって悲鳴を上げさせたという愉快な伝説があったりする。愛称はフレス。口癖は「ジュンヤジュンヤ！！」ジュンヤになでなでされるのが大好き。
ケルベロス	抱き心地がいいとソファ兼まくらにされている最高位の白い魔獣。一見白いライオンに見えるが主従関係にダイレクトなイヌ科らしく強くて優しい主人のジュンヤが大好き。しかし地獄の番犬たるプライドのためフレスのようなストレートな行動がとれないでいる純なわんこ。煌天時にはフトミミと一緒に攻撃力が倍増し対ボスと対ダンテの要になる。マカミにからかわれるものの主と寝るのが至上の喜び。愛称ケル。
マカミ	布のように長く平ぺったい、見た目に愛嬌のあるイヌ型神獣。神獣としての地位は低い方だが、口が悪く態度もでかい。主にもため口使用するちょっとした性悪だが、なぜか主に気に入られて悪魔全書から召喚し直された経緯があるマフラーにもなるペラわんこ。初期に仲魔にいた事がありジュンヤの本心をよく知っていてぶっきらぼうに優しい一面ものぞかせることもある。精神無効スキル所持なためか脳天気。なぜかダンテとは馬が合うらしい。
ピシャーチャ	アマラ深界でジュンヤがなんとなく購入した、身体半分以上口でできているインパクト№１の幽鬼。言葉話せずスキルも戦闘に不向きだが魔除けや光源浮遊などの特殊魔法を持っている便利な奴。だが特殊なスキルで知らないうちにレベルアップしていきなり宝石やアイテムを吐き出したり、愛情表現のつもりなのか大きな口でジュンヤを喰おうとしたりする。愛称ピッチ。
ダンテ	アマラの深部でジュンヤに雇われたスタイリッシュ甘党デビルハンター。雇われるまでジュンヤをさんざんいぢめた（本人は仕事だと否定）ため仲魔の中で彼だけが浮いた存在（要するに悪者あつかい）。その特殊な性格と職業上、仲魔内トップクラスのトラブルメーカー。ジュンヤが怒るときには声ではなくスキル攻撃が飛んでくるがたまに見せるさりげなくも優しい大人の顔はジュンヤの密かな憧れでもある。クールで皮肉屋で自我が強く、ストロベリーサンデーが好物。