エースコンバットゼロ
書くの何回目かになる3D戦闘機視点シューティング。
というか私ちゃんとゲーム業界で生き残ってるシューティングをこれ以外に知りません。
5の後に作られゼロとありますが話としては5より少しだけ前というだけで
そう原点とか1より昔とかプロペラ機が飛び交う古いとかいう話ではなく
代々続いてるシステムや戦闘機類は従来通りなのでご安心を。

で、結論からして私共々ずっとこのシリーズをプレイしてる弟の話によると
ちょっとぬるめに作られているそうです。
・・そりゃあれだけ無茶難題を要求された5に比べればそうかもしれませんが
私としてはこのくらいの難易度の方がストレスはたまらないと思いました。

所属するのは傭兵部隊ガルム隊の1番機。コールネームはサイファー。
相変わらずセリフはまったくありませんがそこがまた素敵なミソ。
相棒の2番機はコールネームはピクシー。
元々有名な傭兵で『片羽の妖精』とかいう通り名がついてたそうですが・・
・・ゴメン。全然強そうに聞こえないや。

それはともかく基本的なことは従来と変わりません。
戦闘機を操作して相手の尻からミサイルぶち込んで撃墜するか
のんびり飛んでる爆撃機にミサイルぶち込んで撃墜するか
見えにくい地上物にミサイルぶち込んで撃墜するか。
大体はそんな感じ。

ただ今回プレイヤーの仕事次第で称号が変わったり
それによって敵になる空戦部隊が変わったりします。
この称号と敵の空戦部隊というのが今回ちょっと変更された所。

この部隊はそれぞれ部隊名がついてたりして強そうな連中なのですが
実はあんまり気にする必要なし。
確かに他の名もない人達とは強さも数も違いますが
そう絶対倒せないほどの相手でもないので気楽にプレイしててもOKかと。

ちなみに称号は無関係な施設を破壊するとか
逃げる相手を逃がさなかったりとかすると変わったりします。
つまり手負いだろうが何だろうが目に入ったヤツは誰も逃がさない鬼の精神か
逃げる相手には銃を向けない騎士の精神かって事です。
どっちが悪いとかいう決まりもないし違いによってEDが変わるとかもないので
これもあまり気にする必要なし。

ちなみに私は逃げる人の尻を後から蹴ったり
知らない人の家に放火する趣味もないので
騎士道精神を貫いたとされ『冷徹さとプライドを合わせ持つ』とか言われましたが。

・・えー、ともかくこれはドッグファイトを主体として作られていて
味方も前作と比べて邪魔になったのか接触事故が多かったのか
所属は隊と言われているけど一機しかおらず
そう地面や味方とぼんぼん激突したりはしないので
初心者の方にもひょっとしたらオススメできる・・・かもしれません。
でも3D酔いする方はダメ。
360度フルに使ってるゲームなので弱い人は見てるだけでも吐けます。

でもスペイン風にギターで奏でられる音楽
それにのせて空を自在に飛び回る戦闘機達のデモシーンは
見る人によるかも知れませんが身震いするほどカッコイイので
長くシューティングをしてなくて3D酔いをしない方は是非に!!

このシリーズ、ただ戦闘機のシューティングだというだけではなく
自分が本当に戦闘機乗りになってエースになったような気持ちを体験できる
ある意味感情移入できまくる素敵なゲームだったりしますので。

それとタイトル後のデモシーンは最初あんまり感動しなくても
全面クリアした後見るとなぜか凄く感動したりしました。
不思議なゲームです。

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