前に書いた牧場物語に似た農業系シミュレーション。
箱には「まきばシミュレーション」と書いてありました。
違いは色々ありますが・・・まぁ簡単に書くとシビアな部分があることです。
まずお金という概念が存在しません
。
あと収納用具がありません
。
つまり物品はすべて物々交換。
物は3つまでしか持てず、後はすべて置きっぱなし。
そんな世界です。
・・・え?なんか夢も希望もない?
ではそこらへんのシビアな話抜きで簡単に説明しましょう。
まずストーリーは別にありません。
・・・いえあるにはあるんですが、ゲーム進行上どうでもいいんではしょります。
というか、村の人がこっちの意見なんぞどうでもよさげに
いろんな事を説明して下さるばかりなんで
とりあえずあなたは長旅にあきて田舎暮らしをしにきた青年ということで・・・
・・・え?夢、希望どころか身も蓋もない?
すみません。
ですがこのゲーム、この手の好きな弟にやらせると最初村人と会話して
「なんの宗教やねん」と言わせたほどなんすからしかたありません。
ま、そのへんの事はさておいて、ではまずゲーム開始時にする事。
草を刈って種に交換する事。
種を動物に与えたり種を育ててまた草を刈ったりその草を動物と交換したり
とにもかくにも物々交換。
草から種、種から牧草、牧草からネズミ、ネズミからネズミの肉・・・
・・・・・・・・。
いえ、ネズミと言ってもネズミ色のネズミのことではありません。
マーモットという茶色いプレーリードッグみたいなのの肉の事です。
牧場物語と違うのはこのシュールな部分。
ニワトリ、ウサギ、ヒツジ、イノシシなどエサを食うのは大体最終的に肉になり
どれも大事な物々交換の対象になります。
いえ最初はなんか生々しくてびっくりしますが、要は慣れです。
イノシシの肉を野外で放置してハムにするのも慣れです。
肉類を放置しすぎて肉片になったりして驚くのも慣れです。
あとここでは村人に誘われる事によって狩りができます。
これは狩り用に登録したイヌやその他の動物を
三匹を選んでするコマンド選択式の狩りなのですが
この狩りは村人との狩り勝負、つまりポイント方式となっているため
どっちが先に獲物を倒すか、どれだけ獲物を回収できるか
いかに相手を出し抜き獲物を横取りするか・・・などなど
なんだか狩りと言うよりやってる事は骨肉の争い
テイスト。
どんな狩りであろうと勝負なので、若干頭と運と腹黒さと計算高さが必要になりますが
できなくてもゲーム進行上問題ないので、嫌なら犬を狩りに登録しなければOK。
ただ犬も外で長い間放置するとお腹を空かします。しかし肉一個あれば解決です。
なんだかあんまり楽しそうなことは書けませんでしたが
牧場物語のように植物に水をやったり自分の体力を回復したりする手間がないので
あまり手間のかからないのんびりしたまきばライフが送れ
電波な村人・・もとい自然派な村人さんからもいろんな無駄知識がもらえたり
アヒルの書く文法のズレた日記を読んだりそこそこ楽しいのは確かです。
私も精神をちょっと病んでいたころバカのごとくやりたくりました。
人生に疲れたら遊んでみるのも手かもしれません。
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