1 あなたの名前を教えてください
M「大天使ミカエル。またの名をミカと言う」
J「・・・後半は堂々と胸張って言うような名前じゃないんだけど・・」
M「主のくれた私独自の名だ。疎かにはできん」
J「・・・ま、いいか。ジュンヤです」
2 年齢は?
J「俺はともかくミカはいくつだって答えればいいんだろ」
M「そうだな・・カグツチの周期から計算すると・・」
J「あ、いい。そんなこと言ってたら確実に幼児年齢になる。
  40代くらいにしておいたらいいんじゃないか?」
M「それは俗に言うオッサン年齢か?」
J「・・・オッサンかどうかは年齢とかで決まらないと思う。
  ・・というかそう言う事を平気な顔して聞かない」
3 性別は?
J「色々調べてみたんだけど本とかで見るとミカエルっていう天使の性別は
  見た感じがあんまりハッキリしてないんだよな」
M「・・それは伝記内の話であって今主の目の前にいる私とはまた別の話だ」
J「じゃあ男っていうことにしとこうか」
M「主がそう言うならそれでかまわん」
J「・・・ミカも結構アバウトだな」
4 貴方の性格は?
M「・・性格?自分で自分の性格の事を言えと?」
J「自分で自分の事をどう思ってるかって事だな」
M「・・・(難しい顔)」
J「あのさ、最初に言っておくけどそう難しく考える事ないんだって。
  究極の選択とかしてるわけじゃないんだからさ」
M「・・・・(考えてる)」
J「・・すみません。時間かかりそうだからパスで」
5 相手の性格は?
M「清く正しく誠実で、何に対しても慈悲の心をもつ賢人だ」
J「・・そりゃいくらなんでも買いかぶりすぎだろ。
 ええと、ミカは・・堅物で真面目で自信家でちょっとドジなところがある」
M「ド・・ドジとはなんだドジとは」
J「だって普段いつも真面目だからな。そういった所はイヤでも目立つんだよ」
M「失敬な。私はそうドジなど・・」
J「この前パニックボイスくらって回復させる直前大量にマッカばらまいたヤツ挙手しろ」
M「・・・・(挙手)」
6 二人の出会いはいつ?どこで?
J「ミカは特殊合体でしか生まれないから、今の状態で出会ったのは邪教の館だけど
  そのもっと大元っていうのは・・・よく分からないな」
M「・・・主が初めてシブヤを訪れた時だ」
J「え!?覚えてるのか?!しかも相当前の話じゃないか!?」
M「誰の記憶かは知らんがかすかに覚えている」
J「・・そっか。そんな前の事もちゃんと覚えててくれるんだな」
M「い、いや、私が覚えていようとして記憶していたものではない。
  ただあの時の主はまだ力が弱く、街を歩くにも臆病かつ慎重で
  何をするにも低姿勢かつ逃げ腰、まるでほふく前進をするかのような
  『コイツホントに悪魔かよ?実はコスプレか何かで誤魔化したパンピーじゃね?』
  と思わせる悪魔だったためにたまたま記憶に残っていただけだ」
J「・・・思いっきりいい風に記憶してるじゃないかこんにゃろう
M「い・・痛!翼をむしるな!!」
7 相手の第一印象は?
J「すごく堂々としててゴツくて近寄りがたくて
  正直俺なんかについてきてくれるのかちょっと心配になったな」
M「(むしられた所をさすりつつ)私は確か・・主と逆のことを考えていた」
J「逆?」
M「あまり見たことのない儚げな悪魔だが
  その奥に隠された未知の可能性に引かれた。そう言うことだ」
J「さっきのとは随分意見が違うんだな」
M「・・だから先程のは私の意見ではないというのに・・」
8 相手のどんなところが好き?
J「真面目でなんにでも親身になってくれて、みんなをまとめてくれるところかな」
M「・・・・」
J「あれ、ミカは黙秘?」
M「・・いや、どんなところと聞かれても・・そう簡単に返答できるものでは・・」
J「じゃあ簡単な例えを1つだけとか」
M「・・・・(かなり考えて)・・・あまり譲歩せず謙虚ない私にでさえ
  ・・・皆と平等に慈悲をくれる・・ところか」
J「・・プ・・自覚あるんだ」
M「笑うな失敬な!!」
9 相手のどんなところが嫌い?
M「嫌いというわけではないが・・危機感のなさは改善してもらいたい」
J「例えば?」
M「その素性があまりにも悪く、さらに元敵だった者を平気のへいちゃらで隣に置く
  その広すぎて境目が見えんほどに開かれた広大な懐だ」
J「・・・あぁ。ダンテさんの事か」
10 貴方と相手の相性はいいと思う?
J「俺の補佐をしてる分にはブラックと同じくらいにいいと思う」
M「考えたこともないが・・主はどのような悪魔に対してでも平等だ。
  私に限定せずともどのような悪魔に対してでも相性はあると感じる」
J「でもミカはみんなと違ってこれはダメとかいいとか俺に即意見してくれるから
  その事は希少だと思ってるよ」
M「・・そ、そうか」
11 相手のことを何で呼んでる?
J「最初は普通にミカエルって呼んでたんだけど・・
 その初期の口調があんまり難しかったから、それをほぐすつもりで愛称にした」
M「・・そんな事にこだわらずとも意思の疎通は可能だと思うが」
J「そうは言ってもなぁ。ジャイヴトークがいるのかと思うほどの口調だったんだぞ」
M「そこまでに!?」
12 相手に何て呼ばれたい?
M「現状維持で十分満足だ」
J「俺もそうだな。だってミカがいきなり名前で気さくに呼んできたら気持ち悪いし」
M「・・そこまで言うか主よ」
J「うん。ダンテさんがいきなり丁寧で綺麗な敬語使い出すくらいに気持ち悪い」
M「・・うぐ!!(想像して総毛立った)」
13 相手を動物に例えたら何?
M「主は動物ではないだろう」
J「・・例えばの話だって。
  ほら、前に俺がピッチがサンゴに似てるって言ったことあるだろ?
  あれと同じように考えたらいいんだよ」
M「・・・では参考までに聞くが、主の視点から見て私はどう例える?」
J「柴犬」
M「は?」
J「飼い主には忠実なんだけどそれ以外の人には融通がききにくい真面目な性格で
  散歩するときもお行儀がいいってところが似てると思う」
M「・・・犬なのか?」
J「犬だよ?・・・あ、犬って言っても俺の大好きな犬種だし、変な意味じゃないから」
M「・・・・・」
J「・・いや、ホント変な意味じゃないからそう考え込まない」
M「・・(黒くて短足のダックスフンドを思い出してる)」
J「・・・ミカ、なんか今俺の怒るような想像してないか?」
M「(目そらしつつ)し・・しておらん!」
14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
J「先に言っとくけどこれはレベルアップの時をのぞいた話だぞ」
M「む・・・」
J「俺は知恵の輪。固い頭じゃ絶対解けないような知恵の輪」
M「・・・(考えてる)・・・」
J「・・・まだか?」
M「・・・花束・・か?」
J「考えたわりに随分古典的だな・・しかも疑問系だし」
M「ダメ・・なのか?」
J「んー・・いや、結構ミカらしいと思うし
  花をもらって嫌な人もいないだろうし、それでいいんじゃないかな」
M「そうか・・」
J「あ、でも真っ赤なバラをごっそり束でとかはちょっと困る」
M「・・・・、そ、そのような酔狂な真似はせん」
J「なんだそのへんな間は」
15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
J「俺はなんでも嬉しい。
  ミカは気持ちをちゃんとした形で表現してくれる事が少ないからな」
M「・・・私もほぼ同意見だが、主の場合は私に限らず我らの好みをよく知っているので
  そう限定して要望する事もないな」
J「欲がないなぁ。まぁ天使だからなんだろうけど」
M「主こそ元人間であり現悪魔であるなら、もう少し欲を持っていてもいいはずだが」
J「いや、俺がほしかったものはもう結構近くに自然と集まってきてるからな。
  今の所はそうほしいって思う物もそうないよ」
M「・・、」
J「な!コラ!素直に話したのに笑うなよ!」
16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
M「上でも述べたが・・危機感のなさは悪魔として致命的だ」
J「そんなにないか?みんながいるから大丈夫だと思ってるんだけど」
M「その『みんな』の中に危険因子が混ざっている事が不満だと言っている」
J「んー・・まぁそれはそれで良くも悪くも結束が固まるいい話じゃないか?」
M「・・・・ぐ」
J「それと俺の方は不満ってほどじゃないけど、その頭の固さはもう少しどうにかしような」
17 貴方の癖って何?
J「立場的には俺が上なのに、ミカの意見をよく聞くこと・・ってハーロットに言われた」
M「それは私も同じだ。気がつけば仕えるべき主に向かって
  普通に意見している事などは多々ある。.しかし主は・・」
J「うん。気にしないけどな」
M「・・・・(複雑な顔)」
18 相手の癖って何?
J「嬉しかったりすると顔に出ないかわりに胸に手をやる事だな」
M「・・私が困惑すると嬉しそうに笑う事か」
J「だっていっつも難しそうな顔してるから、たまに困ると面白いんだよ」
M「・・・・(小声で)だから男は教育に悪いのだ」
19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
M「・・・笑わせるためにくすぐってくる事は・・正直いただけない」
J「ゴメンゴメン。もうしないって」
M「・・・本当か?」
J「あんまり固そうな顔してるとまた使うかもしれない手だけどな」
M「!!(ビクッとして飛んで逃げてガード姿勢)」
J「・・そんなに嫌なのか?」
20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
J「そんなにないけど・・あんまり自分よりもみんなを優先して考えると
  もうちょっと自分を大事にしろって怒られる」
M「それは主も同じだろう。我らが体力よりも敵の殲滅を優先させると怒る」
J「あ・・そう言えば同じだな」
M「・・何を今さら」
J「つまりどっちも同じ事考えてるってことか」
M「いや、これは私だけが考えている事ではない。
  よって多数決で優先順位は私の意見の方が上だ」
J「あ、コラ!俺だってみんなの・・」
M「だが我らはアイテムもしくはスキル等で蘇生可能な身だが
  仮に主に何かあった場合、そこで全てが終わってしまうのだぞ」
J「それは・・そうだけど・・」
M「心配せずとも我らは何があろうとも主の元を離れたりはせん。
  (肩をたたきつつ)少しは我らを信頼してくれ」
J「・・・(納得いかない顔)」
M「・・ならば言い方を変えるか?主は我らの戻るべき場所
  船出をした船が必ず戻ってくる場所、つまり港だ。
  心配せずとも私は必ず主の元へ戻ってくる。大人しく待っていて・・」
J「
ちょっと待て!!お前どこでそんな言い方覚えてきた!!」
M「?ギンザのマダムから聞いたが・・なぜ怒る??」
J「そんな殺し文句を平気な顔して言うな
バカ!!(赤くなって蹴る)」
21 二人はどこまでの関係?
M「(憮然とした顔で自分で回復しつつ)どこまでも何も・・
  主と近衛の関係以外の何物でもない」
J「それもあるけど・・保護者と子供みたいな関係の時もある」
M「・・一つ聞くが、それはどちらがどちらの立場に当たる」
J「その時々によってまちまちだ」
M「・・・・・」
22 二人の初デートはどこ?
J「デートってほどじゃないけどミカの提案で空中散歩に行ったことはある」
M「・・・・」
J「・・あ、まだ気にしてる。ミカは立ち直りが遅いなぁ」
23 その時の二人の雰囲気は?
J「って聞かれても、いつも一緒にいるから別に変わった事とかなかったと思う」
M「・・私も同じくだ」
24 その時どこまで進んだ?
J「俺が不用意な一言もらして落ちた」
M「・・・・・・」
J「だから気にしない。いろんな連中と長く行動してると
 それぞれ色々無意識に影響してくるだろうしさ」
M「・・・・・・・・・・」
J「でもまた今度時間があればまた行こうな。今度は俺も注意するからさ」
M「・・・う・・む」
25 よく行くデートスポットは?
J「いや実は・・あの一件以降、あんまり2人になる事がなくなったんだよな」
M「・・・・・・・・・・」
J「ほらほら、だからそう落ち込まない。今度から気をつければいいんだからさ」
26 相手の誕生日。どう演出する?
M「!?そ・・そんな事を急に言われてもだな・・」
J「はは、ミカは事前に緻密な計画立ててないと慌てるタイプだな?」
M「・・こんな事を急に聞かれて答えられるわけがないだろう」
J「そうかもしれないな。けど要は気持ちなんだからとりあえず計画とかは別にして
  ぱっと思いついた事を素直に言えばいいんじゃないか?」
M「・・・それはそれで応用力のいる質問だな」
J「だから難しく考えない。ほら、また眉間にシワが寄ってる」
M「む・・・では参考までに主の意見を聞こう」
J「ダメ。ビックリさせるために秘密」
M「なッ!?それでは私としても対処のしようがないではないか!?」
J「だから難しく考えるなって言ってるのに・・」
27 告白はどちらから?
J「えっと・・・きちんとしたわけじゃないけど、ミカからそれとなく言われた・・っけ?」
M「・・・・・」
J「・・おーい、ミカってば」
M「
私に聞くな!!そもそもそんな事わざわざ告白せずとも
  私が主を好きなのは常時変わらぬ事実だろう!!」
J「・・・今言った」
M「!?
墓穴かぁ!!
28 相手のことを、どれくらい好き?
J「結構好きだ。仲魔で友達で先生みたいで父さんで・・
  とにかく色々な人の色々な所を持ってるからな」
M「・・・・・・・・・」
J「・・だんまりが多いなぁミカ」
M「・・・上記の回答と同、としておく」
J「プッ・・」
M「笑うなと言うに!!」
29 では、愛してる?
M「そ・・ッ!そんな事を面と向かって言えるものか!!
J「・・・力の限り肯定してるぞ」
M「う゛っ!!」
30 言われると弱い相手の一言は?
J「ぴしゃっとした強めで短いお説教にはちょっと弱いな」
M「・・・同じくだ」
J「え?一緒なのか?」
M「・・あ、いや私の方にはもう一つある」
J「どんな?」
M「無理な頼み事の最後には必ず言っているだろう」
J「あ、『ごめん』か」
31 相手に浮気の疑惑が! どうする?
M「それは主の決めることだ。私に主の行動を制限する権限はない。
  ・・だが対象となる相手次第ではそれ相応の対処をするつもりだ」
J「・・・微妙なお父さん発言だな」
32 浮気を許せる?
M「主の場合はどう考える?」
J「・・う〜ん、ちょっと寂しいかもしれないけど
  俺以外の人に興味持つことは悪い事じゃないだろうからな」
M「馬鹿な事を・・。我らは主に従い主と共に生死を共にする絶対の服従関係にある。
  強欲で傲慢な人間ではあるまいし、浮気などと言う行為は我らには存在せん」
J「・・嬉しいような困ったような・・」
33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
J「途中で行き倒れたのかと思って心配する」
M「何らかの事件に巻き込まれた可能性があるとみて捜査するな」
J「・・なんかお互い信頼してないなぁ・・・」
M「いや、これはこれで相手の事を理解しているのだろう」
J「なんか・・フォローになってないような気がするんだけど・・」
M「・・・私も今そう思った」
34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
J「やっぱり翼かな。大きくて堂々としてて見た目によっては威嚇してるように見えるけど
  暖かい色してるし触ると意外に暖かくて柔らかいし」
M「・・・・(目ぇそらしてる)」
J「・・こらミカ。そういう態度をとられると余計に気になるだろ」
M「・・う、いやすまん」
J「で?どこだ?」
M「・・・・・・・(物凄く言いにくそうに目をチラチラそらしてる)」
J「?・・ひょっとして目なのか?」
M「(無言で肯定)」
J「
わーもー!!そんなヘンな態度取るから
  こっちもヘンな想像しかけたじゃないかー!!(殴)」
M「ごふ!?(317ダメージ)」
35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
J「・・・色っぽいって言われても
  ミカは色っぽいって言うよりはたくましい方だから・・あんまりない。
  強いて言うなら腕が結構細いところかな」
M「(冷えたハンカチを顔に当てつつ)主!!
J「怒らない怒らない。所詮お遊びだ。で?ミカは?」
M「ぐ・・・・(後ずさり)」
J「どうなんだ?」
M「・・・!!(飛んで逃走)」
J「あコラ!!(足掴んだ)」
M「おぐ!!(顔から地面に激突)」
36 二人でいてドキっとするのはどんな時?
J「そうだな・・ミカはダンテさんみたいな突発的な悪さをしてこないから
  そうそうドキっとはしないけど、ちょっと強引に行動する時はそうかもしれない」
M「・・・(鼻にテッシュ詰めつつ)主・・・私はもう疲れたので帰って良いか?」
J「あ・・コラ、もうちょっとだからがんばれ。
  別に難しく考えなくても、思ったことを素直に答えるだけでいいんだって」
M「・・・・・」
J「で、どんな時なんだ?」
M「・・・・・て・・手触りがいいと言って・・・
  翼に・・顔をつけてスリスリする時・・に・・・」
J「あ、それで石みたいに動かなくなってるのか」
37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
M「・・・つかん。したがって上手いわけがない」
J「俺もあんまりつく方じゃないけどミカほどヘタじゃない」
M「だから私は嘘など・・」
J「うん知ってる。嘘つこうとしてがんばろうとして結局ホントのこと言ってるし」
M「・・・・・・」
38何をしている時が一番幸せ?
M「あまり考えたこともない話だが・・・
  強いて言うなら主が幸せそうにしている事が・・私の幸せとも言えるかもしれん」
J「あ、それは俺も同じだ。ミカが幸せそうなら俺も幸せだ」
M「!!」
J「ミカはいつも難しそうな顔してるから、時々そうしてるとなんだか俺も・・
  ・・え?なんだよ、なんで赤くなるんだ?」
M「・・・主が!平気な顔をして即死攻撃以上の攻撃をしてくるからだ!」
J「は??」
39 ケンカをしたことがある?
J「ケンカってほどでもないけど軽い口論はたまにある」
M「冷静に考えてみれば主従の関係としてはあるまじき行為だがな」
40 どんなケンカをするの?
M「軽い押し問答だ。そうケンカというほど激しいものではない」
J「そう言えば一度トールが本気で心配しだして
  いつの間にか止まったケンカもあったよな」
M「あまりに心配してくれるので少々気の毒ではあったがな・・」  
41 どうやって仲直りするの?
M「・・しばらく押し問答している内に・・私が折れる」
J「あれ?そうだっけ?」
M「主は見た目にはわからんが私以上の頑固者だ」
42 生まれ変わっても恋人になりたい?
J「恋人・・とかいうほどじゃないかもしれないけど
  また一緒にいたいっていう答えとしてはハイだ」
M「・・・同じくだ」
43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
M「・・・私の気付かぬところで慈悲をかけてくれる所か」
J「うーん・・・俺がどんなドジ踏んでも絶対ちゃんと助けてくれるところかな」
M「それは主の従者としては息をするのと同等ほどに当然の事だ」
J「そうか?じゃあ・・えーっと・・横向いてても後向いてても
  いつもこっちを気にしてくれてる時かな」
M「!?なぜ分かる?!」
J「なんでって言われても・・ただなんとなくなんだけど・・違うのか?」
M「ち・・違わ!違うとき違わない!!」
J「・・嘘がヘタだなミカ」
M「うぐぐ・・!」
44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
M「そう言うほどの事はあまりないが・・
  強いて言うなら悪魔狩りと同時に説教を受けている時だ」
J「どっちか片方だけするとバランスが悪くなるから仕方ないだろ」
M「悪いのは悪魔狩りだというのに・・」
J「それはわかってる。でもそれに付き合うミカも悪い」
M「・・・・む」
J「でもミカもミカで実はダンテさんと同じく怒られるのが好きなんじゃないのか?」
M「なッ!!
何を馬鹿な!!断じてそのような事はない!!」
J「そうか?トールと違って即座に凹まないから
  そうじゃないかなって思ったんだけど・・」
M「
違う!!断じて違う!!確かに主に強く意見されることは嬉しいが
  それを知っていて仕掛けてくる悪魔狩りなどと一緒にされてたまるものか!!」
J「・・・・(ホントに嘘がヘタだなぁ)」
45 貴方の愛の表現方法はどんなの?
M「・・・そんなものは主の護衛をしている事自体でまかなえる事だろう」
J「えぇと・・確か一度ふざけて後から首に飛びついた事があったんだけど・・」
M「主!!」
J「で、ぎくっとして翼逆立てたから、イヤだったのかと思ったら
  そのまんまおんぶしてく・・」
M「いい!もういいからそれ以上の暴露は勘弁してくれ!」
46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
M「我らは主と共に生き、主と共に消えるさだめだ」
J「・・つまりは一緒がいいってことか?」
M「そうとも言うな。だがそのような事態を未然に防ぐのも我らの役目だ」
J「で、そうならないようにするのも俺の役目・・か?」
M「その通りだ」
J「なんだか改めてそう言われるとちょっと恥ずかしいな」
M「なっ、なにを照れる必要がある!
  そもそもそれは我らと契約した時点で決定されている必至事項で・・!」
J「・・・いや・・そうやってムキになられると俺としても余計照れるんだけど」
M「ぐ・・!」
J「あ、こら待て!(槍掴む)もうちょっとだから逃げるな!」
47 二人の間に隠し事はある?
J「俺は特にない・・と思うけど。ミカは?」
M「・・・(疲れ果ててもうぐったり)」
J「とくにないって」
M「・・主!」
J「いいって別に。それにもしあったとしてもミカの性格じゃ
  悪いことなんか隠せないだろうしな」
M「・・・・・」
48 貴方のコンプレックスは何?
M「あまり言いたくはないが・・・この身がかつて主の内面の傷を作ることになった
  ヨスガの大天使三体で構成されていることだ」
J「そんなの気にする事じゃないだろ?
  大体あの時の天使達とミカの中の天使達はまったく別物だっていうのに」
M「・・だがあの時の出来事を基礎にして私はここにいる。それは変わらぬ事実だ」
J「・・固いくせしてミカは優しいな」
M「・・・・いや、私は主ほどの慈愛を持ち合わせていなければ内面の強さもない。
  私は・・・主が思うほどに堅固な従者ではないのだ」
J「だーもー!
暗い!!目が痛くなるほどの色彩してるくせに性根が暗い!!」
M「い!主ひゃめろ!かほがのひる!」
49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
J「どうなんだろうな。ハーロットとかマカミあたりはカンがいいから
  知ってても黙ってるだけっていう感じがするし」
M「・・(頬さすりつつ)おそらくその推測は正しい。悪魔狩りもそうだが
  連中はその事を何かしらの切り札として隠し持っているに違いない。」
J「そんなひねくれた考え方しなくても、みんなそこまで意地悪じゃないさ。多分」
M「・・・最後の一言でフォローが台無しだ主」
50 二人の愛は永遠だと思う?
J「2人・・と言うよりはこの場合、みんなとの話になるだろうけど
 俺はどこかで終わらせるような事とかはまったく考えてない。
 けど永遠とかなんとかっていうのも・・あんまり考えてないな」
M「主のかつての言葉を借りて言うならただ今を精一杯に生きよ。・・と言うことだな」
J「ちょっと無責任かもしれないけど今はそうだな。
  ・・はは、何回も言うけどホントにごめんな。こんないい加減な主人で」
M「・・いや。謙虚であり力強くもある主らしい言葉だ。私はその意思、尊く思う」
J「・・そっか。ありがとな」
M「礼には及ばん。私は主の盾となり剣となり、時には影となって
  その身心と共に生き続け、我が身と魂にかけ永遠に主を守ること誓おう」
J「・・・・・・・あのさミカ」
M「ん?」
J「それ・・・思いっきりプロポーズの言い方なんだけど・・」
M「
!!(今気付いて真っ赤になった)」
趣味で書いたボスとその主人。別に隠すほどのもんでもなかったか。
友達以上恋人未満。


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